消費者金融って、二社以上借りることができるのでしょうか
消費者金融って、二社以上借りることができるのでしょうか
こんにちは。私は、今、とある有名消費者金融から10万円ほど融資を受けています。もちろんこちらの返済は今でも少しずつ続けているのですけど、今、新しくまた借り入れをする用事ができてしまったのです。
本来ならば最初の借金を完済してしまい、それからまた同じところに申し込みをするのが最も面倒がない方法だと思っています。ですが緊急の用事なので、どうしてもお金を用立てたい。そこで迷っているのです。
迷っているのは、果たして消費者金融って、二社以上借りることができるのでしょうか、という点です。今借りているところは限度額がとても低く、希望額を借りることができないので、新しいところに申し込むしかありません。
ですが、二社以上からは借りられないとなると別の手段を考えないとなりません。どうかご教示くださいませ。
大丈夫、二社以上であっても、問題なく借りられますよ!
こんにちは。丁寧なご挨拶をありがとうございます。さて、早速ご質問者さまがお聞きになりたいことにお答えしていきましょう。
今回いただいた質問の内容をまとめますと、複数の金融機関から同時にお金を借りることができるのか、もしくは、すでにどこかからお金を借りている状態で、更に別の会社からお金を借りることはできるのか? というものですよね。
結論から申し上げていきますが、これは、ずばり可能です。というよりも、意識せずとも日常の中で多くの方がこれと同じことをしていらっしゃいます。
どういうことか、説明しましょう。キャッシングというのは、お金を借りることですよね。一時的に支払いや現金を肩代わりしてもらう代わりに、後日利子という相手側の利益を上乗せして返済をする。
こういうシステムです。この考えのまま日常の中で何気なく使っているシステムを振り返ってみましょう。
まずは、クレジットカード。車の購入時に使ったローン。会社経営者の方や事業主の方であれば、融資を受けていればそれもまたキャッシングと同じことをしている訳です。
そして、例えばクレジットカードは一人でも何枚か持っており、使い分けたりしますよね。車のローンを組んでいるにも関わらず、クレジットカードを利用することだってできます。
重要なのは、返済が滞りなくできるかどうかです。その人が借りている借金の総額が重要なのであって、どこから借りているのかはさして大きな問題ではありません。
銀行を除けば、貸金業法の総量規制が適用されるため年収の3分の1までしかお金を借りることはできませんが、それ以下の金額であれば、一社から借りようと、五社から借りようとその人の自由なのです。
ですから、いくつもの貸金業者からお金を借りることで何か不利になることはありませんし、他のところから借りているから100%新しい会社の審査に落ちる、なんてこともありません。
今、ご質問者さまが借りているのは10万円ですよね。年収がどの程度あるのか、返済能力や信用はどの程度持っているのかによって変わってきますが、よほど審査条件の厳しいところでない限りは、審査に通ると思われます。
これから先もきちんと返済していけば良いだけの話ですから、気負わずに、必要な分だけを適宜利用していきましょう。
【参考ページはこちら】
消費者金融で借りてる人は銀行でも借りられる?
消費者金融で二社以上借りることはできるのか
カードローンを主な商品としているキャッシングサービスは銀行や消費者金融など様々な金融機関で商品化されています。そのうち消費者金融ではかなり早い時期からこの様な商品が実用化され、自宅に居ながら契約が出来、コンビニのATMを利用して現金の借り入れや返済が出来るといったユニークなサービスに普及に寄与してきました。
この様な金融商品を二社以上借りるということは現実的には可能です。しかし余り推奨されることではないので仕組みについて理解しておくのが良いでしょう。消費者金融が属する貸金業は貸金業法と呼ばれる法律に規制を受けています。
その法律の中には総量規制と呼ばれる年収の3分の1以上の金額を貸し付けてはならないという仕組みが存在しているのです。そのため借入残高が多い状態で2社目の契約を結ぶことはできないのが一般的ですが、借入金が無いか少ない場合には審査次第で契約が出来てしまいます。
これは消費者金融同士でも提供しているサービスが違うため、よりメリットのある契約に乗り換える自由があるからです。しかし同時に複数の会社と契約することもできるため、二つの契約を利用して多重債務状態になってしまう可能性があるのです。
(⇒消費者金融のおまとめローンに関するおすすめ記事)
高い自制心があるのであれば良いですが、そうでない場合には極めて高いリスクがありますので注意しなければなりません。金融機関側の審査は金融機関が可とすれば通ります。そのため、それ以降に関しては自己責任で対応していかなければなりません。
2社以上の契約を結んでしまうと年収に対して過剰な借金を行うことが出来るようになります。そうすると月々の返済が厳しく、借金で借金を返す生活に陥りやすくなります。そうなってしまうと多重債務へ一直線となりますので、二社以上借りることは可能ですが、出来るだけ使用しないようにするのが良いでしょう。あまり頻繁に契約破棄をするのも信用を失いますのでその点についても注意しましょう。