カードローンの審査、何個も同時に受けちゃだめ?
カードローンの審査、何個も同時に受けちゃだめ?
こんちはです。いきなりこういうことを言うのもなんだかなって思うんですけど、けっこう本気で困っているというか、悩んでいるのでどうかぼくの相談に乗ってください。
ぼく、今キャッシング? カードローン? の申し込みをしようと思って、自分なりにいろいろ調べているところなんです。内容がわかりにくいとか、どこが良いかわからないとかかなり考えこんでたんですけど、最近、いくつか良さそうなところを見つけました。
どれかひとつにしぼりこむのが難しいから、せっかくだしぜんぶのカードローンに申し込んでみようかなって思っています。
それを友達に相談したら、「いやいや一個ずつ申し込んだ方が良い!」って勢いよくいわれてしまったので、どうすれば良いのかわからなくなってます。
カードローンの審査、何個も同時に受けちゃだめなんですか?
できれば、ご友人のおっしゃる通り1つずつ受けましょう
こんにちは、です。今回はご相談をありがとうございます。インターネット越しのお話になってしまいますが、私にできる限りお答えさせていただきたいと思っていますので、どうかよろしくお願いしますね。
それでは早速、ご質問の内容を確認していきましょう。知りたいこと、お悩みになっていることは、複数のカードローンに、同時に申し込むと何かいけないことでもあるのか、ということですよね。
結論から申し上げますと、いくつものカードローンに同時に申し込むと、一つに絞って申し込んだ時よりも審査に通りづらくなってしまいます。ですので、できればやめておいた方が良いでしょう。その理由を説明します。
カードローン会社は、誰にでもお金を貸している訳ではありません。貸したお金を利子付きできちんと返済してくれる人。こういう人に対してのみ貸したいと思っています。
だからこそ審査を行い、返済能力や返済の意思に問題がないのかを確認している訳です。
そして、法律で消費者金融などからは、年収の3分の1までしか借りられないと決められています。また、他社から借り入れをして、踏み倒しているような人に貸したくはないと考えています。
そこで、カードローン審査の多くでは、信用情報というものの照会がなされるのです。これは、申し込みをしてきた人のクレジットカードの利用状態や、キャッシング利用歴の有無、自己破産をしていないか、といったことを調べることができる情報です。
信用情報には、キャッシングの申し込みをした、ということも記載されています。同時にいくつもの会社に申し込みをすると、それぞれの会社は「む、この人は同時にいくつも申し込みしているな。相当お金に困っているのだろう」と判断してしまいやすいのです。
お金に切羽つまっている人は、返済してくれる可能性が低いと見なされてしまいますから、何か事情があるのかも、ということで返済能力に問題がなくても審査落ちしやすくなります。
なんとなく気になって複数社に申し込むことによって、本来借りられたお金を借りられなくなるかもしれない、ということですね。
(⇒一度に審査が受けられるカードローンは何社くらい?)
ですので、できればカードローン審査の申し込みをする時は、気になる会社に同時に申し込むのではなく、まずは一番気になっているところ一つだけに申し込むのが良いのです。
とはいえ、急いでいるなどであれば、同時に2つ、ないし3つくらいまでなら通ることもあります。10も20も申し込むことはないようにしましょう。
【参考ページはこちら】
掛け持ちで消費者金融を利用しているのがバレたら?
カードローンの審査は何個までならば通るのかについて
どうしても資金を集める必要のあるときには、消費者金融業者のカードローンを使用したいと考えている人もいると思います。
消費者金融業者のカードローンに申し込みをすると、金融業者ごとに審査を受けて、審査に通過することで借り入れることが可能になります。
申し込みの際に記入する必要のある内容は氏名や、電話番号、住所や生年月日などの内容がありますが、それらの他に審査の内容としては年収や勤務先の企業の情報、勤続年数、家族の構成などの個人的な情報について確認されて、融資が行われるかどうかが決まります。
その他にも借り入れができるかどうかは、個人の信用情報が大切な要素となり、過去のカードローン利用履歴や滞納実績について、他の消費者金融業者からの借り入れ状況や借り入れ残高などについても確認されます。
すでにいくつかのカードローンを利用している人にとっては、何個まで作れるのかについて気になるところだと思います。
カードローンの審査に通過するためには、同時に利用している消費者金融業者の数はおおむね4社程度までが目安と言って良いでしょう。
1か月以内に申し込みを行った消費者金融業者が3社以上になる場合にも、審査の過程でチェックさせる可能性が高いと言えます。
また、複数の消費者金融業者から借り入れを行う場合には、法律上の規定である年収3分の1の範囲内でしか融資が受けられない総量規制についても把握しておく必要があります。
貸金業法に基づいて行われている融資のサービスでは、総量規制が適用されますので年収3分の1以上の金額を借り入れることはできません。
一方で銀行系の融資サービスであれば、銀行法に基づいて行われている融資のサービスに該当しますので、総量規制の適用対象外となり年収3分の1を超える金額であっても融資が行えることになります。
他の消費者金融業者からの借り入れ残高が多いときには、借り入れ契約のときに運転免許証などの身分証明書の他に、源泉徴収票などの収入証明書の提出が必要になりますので、用意しておくことをおすすめします。