おまとめローンは今迄借りたお金は会社の方で支払ってくれるの?

おまとめローンってよく聞きますが、何なのでしょうか?審査に通ったら、会社が自分の名前で今迄借りたお金を代わりに支払ってくれる。

もしくは今後の返済について他の会社と交渉したり、債務整理に近い事までやってくれるのでしょうか?仕組みがよく分からないのですが。

会社によって性格が異なるので、申し込む前によく調べて

おまとめローンは、消費者金融も銀行も共通して取り扱っている金融商品です。

債務整理との違いですが、まず債務整理にはいくつか種類があります。自己破産や過払い請求、任意整理、個人再生などです。

自己破産は借金が免除となり、過払い請求では今まで払い過ぎた借金を返してもらうよう手続きをする事です。

ちなみに過払い請求をすると、場合によりけりですが、その金融機関からは2度と借入れが出来なくなる。という可能性もあります。

そして自己破産をした場合は借金が免除されますが、10年以内は信用情報に残ります。そのため新たにクレジットカードを作ったり、新規の借入れをする事が出来なくなります。

任意整理や個人再生も同様に、一定期間は信用情報に残ってしまいます。と、債務整理はこういった感じなのですが、おまとめローンは単純に借金の一本化。

より簡単に言えば、借り換えと言った方が分かりやすいかもしれません。従って、過払い請求をする。

といった事は出来ませんし、自己破産のようにおまとめローンにしたら即、全ての借金から解放される。といった事も起こりません。

あくまでも「今、複数に分かれている借金を1社のみからの借入れに変更し、その返済をしていく」という事なのです。

言い換えれば、それをする事によって、信用情報に一定期間何かが残って新規の借入れが出来なくなる。といったデメリットもないのです。

さて、ご質問いただいた件ですが、「おまとめローンにすると、今迄借りたお金は会社の方で支払ってくれるのか?」という点については、会社によってやり方が違います。

例えば、ある消費者金融のおまとめローン専用の金融商品では、「おまとめローンの契約をしたら、その消費者金融が申込者の名前で金融機関に振り込みをする(振込手数料0円)」と謳っています。

また別の企業では、審査に通って借入れが出来るようになれば、申込みをした人自身が自分でお金を引き出して返済に充てる。

と、公式サイトに説明を載せている企業もあります。厳しい企業だと、契約後に引き出したお金は、直ちに他の金融機関への完済に充てる事。

そして企業の定めた日付までに、「お金を引き出したけれど、完済手続きをしていない」事が発覚した場合は、引き出したお金に損害金を付して全額一括で返済を求める。と定めている所もあります。

【参考ページはこちら】
おまとめローン審査に通れない!

おまとめローンの勘違い、会社の方で支払ってくれる

おまとめローンは金融機関を中心にサービスが増えています。おまとめローンは住宅ローンや車のローンなどにも有利に働くことがあるので利用を検討している方が多いローンでもあります。

人気のローンですが、おまとめローンにはいくつか勘違いをしてしまうポイントがあります。

1つ目はまとめるローンの返済についてです。よくある勘違いとしてまとめるローンは会社の方で支払ってくれるというものです。

ローンの契約はあくまでも本人です。ローンをまとめるにあたっても完済するのは本人がする必要があります。

借り換え用の現金は用意されますが、手続きは自分でするというローンです。

ローンによっては手続きを代行してくれる場合も増えていますが、その場合でも契約書等は本人が記入する必要があり、手続きを手伝ってくれると考える方が正しいです。

2つめの勘違いのポイントはまとめるローンとは別に借りられるというものです。

ローンによっては利用限度額を設定して新規のローンのようにりようできるタイプもあるのですが、基本的には新規のローンではなく、借り換えです。

借り換えを行う前提で貸しているのでローンの完済以外の目的で利用すると契約違反となることもあるので注意が必要です。

おまとめローンのメリットは多数あります。例えば住宅ローンや車のローンなど長期のローンでの審査が不利にならない、また、ローンを一本化することで月の支払いが楽になるなどです。

おまとめローンはローンをまとめるローンとして人気があり、今後も利用が増えていくと思いますが、小額ローンについては特に利点があります。

数万円のローンである小額ローンは利用額が少ないこともあり、利用者がとても多いローンです。

そのため、複数のローンを利用する方も多いのですが、ローンの件数は他のローンを組む際に振りになることが多く、他社からの借入額だけをチェックして、件数をチェックしてない方も多数いますので普段から利用額に加えて利用件数もチェックしておくことが重要です。

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