複数のカードローンを一つにまとめる事は可能でしょうか
今、複数のカードローンを持っていて、5社ぐらいから借入をしています。毎月5回も返済日があるため、その度に八千円~一万数千円のお金が飛んでいくし、やりたい事もできず我慢するだけの日々です。
それに借入を始めた頃は知らなかったのですが、最近になって調べてみたら5社とも金利にバラツキがある事に気づきました。
1箇所からだけ借りていた方が、総合計が安く済んでいたようなんです。今は好きな事が何一つ出来ず、返済するためだけに働き、生きているようなものです。
こんな生活があと何年続くのだろう?と思うと気がおかしくなりそうです。なかった事にしたい、なんて虫の良い事は言いません。
とにかく一年でも早く、今の生活から解放されたい。少しでも負担を小さくする方法を知りたいです。何か妙案はありませんか?
複数のカードローンをまとめたいのなら、断然お勧めです
バラバラの金利に、月何度もある返済日。予め「何回払い」と決まっているローンでもない限り、数十万円の借金でも、金利を含めると完済まで7年ぐらいかかる場合もありますよね。特に消費者金融での返済だと、十万円以内の借入なら毎月八千円の返済だった。
しかし、十一万円を超えたら一万千円の返済になった。といったエピソードもあります。同じ金額を借りているなら、金利や返済する日も同一の方が、楽なのは誰が見ても明らかでしょう。
そういった、「複数のカードローンをまとめる」ための方法は、実はちゃんと存在します。おまとめローンと言われる物です。
おまとめローンとは読んで字のごとく、バラバラだった借金をひとまとめにして返済する事です。
取り扱っている機関ですが、消費者金融はもちろんの事、大手銀行でも取り扱っています。(こちらもご参考に→消費者金融のおまとめローンを教えて!)
銀行と消費者金融、どちらに申し込むのがお得なの?という疑問も残りますが、それ以前に視点を当ててほしい部分が「審査に通りやすいのはどちらなのか?」という事です。
消費者金融は、よく銀行のカードローンに比べ、金利が高い。という事が言われていますが、審査が甘い事も特徴の1つです。
(⇒審査がゆるいおまとめローンはある?)
一般的に、銀行のカードローンよりも、審査にかかる時間も少ない。と言われています。
そして消費者金融でお金を借りる場合は、総量規制といって「年収の3分の1以上の貸付は不可」という壁があります。
しかし、おまとめローンを利用する場合は、総量規制の対象から外れます。
そのため、「年収の3分の1以上の貸付」が可能です。また、銀行では審査が厳しく、時間がかかる。という点もありますが、消費者金融よりも高額の借入が出来る。というメリットもあります。
ただ、金融機関によっては、「年収いくら以上の人でないと、おまとめローン自体申し込めない」という制限をしている場合もあります。
その制限に引っ掛かってしまう場合は、おまとめローン自体利用する事が出来ませんので、申し込む前によく確認する事が大事です。
知っておきたい!複数のカードローンを一つにまとめるテクニック
複数の金融機関のカードローンを利用してキャッシングを続けていると、利息の支払額も膨らみ、返済スケジュールの管理も難しくなります。
そのような状態が長く続けば、いわゆる多重債務の状態に陥ってしまい、自己破産などの債務整理の手続きをする羽目にもなりかねません。
そのような状況を回避するためには、複数のカードローンを一つにまとめる「おまとめローン」を上手く利用できるかが鍵となります。
おまとめローンはその性格上、借り入れ額が高めになりますが、そのぶん金利は低くなりますので、高い金利が設定されている少額の借金をいくつも抱え込んでいるよりも、利息の総支払額を減少させることができるのです。
このおまとめローンを利用する目的は、複数のカードローンを低金利のローンに一本化することです。
しかし残念ながら、そう簡単に借金をひとまとめにすることはできません。
融資限度額が希望額に届かなかったりするのはよくあることで、借入件数が多ければおまとめローンの利用そのものが断られることもあります。
もし希望額の借り入れができなくて、一度にカードローンを一本化できない場合でも、あきらめることなく返済実績を積み上げていきましょう。
残債額が少ないところを中心に、1社でも多くまとめることが重要です。
また完済と同時に必ず解約することにしておけば、信用情報機関に掲載されている他社借入枠を削除することができます。
こうした返済実績が重ねて初めて、限度額の増額や金利の引き下げ交渉が可能になるのです。
もちろん新しい金融機関と契約を結ぶ前に、現在取引をしている金融機関と利用限度額の増額交渉をするのも忘れてはいけません。
金融機関としても新規の顧客に対して高額融資をするのは難しいものです。
反対に長い付き合いのある優良顧客であれば、取引を続けてもらうためにも増額交渉や金利の引き下げに柔軟に対応してもらえる可能性があります。
増額が叶えば、少しでも借金をひとまとめにすることができるはずです。
【参考ページはこちら】
複数のカードローンを持つメリット・デメリット