おまとめローンの上手なまとめ方があれば教えてください
おまとめローンでローンをまとめて返済を楽にしようと思っています。おまとめローンの上手なまとめ方があれば教えてください。
おまとめローンは、実際の金利と安心感に着目して選びます
おまとめローンで上手にまとめられるかどうかは、どの金融機関のおまとめローンを選ぶかということで決まってきます。
選ぶときに着目するのは、実際の金利と、安心感です。
実際の金利については、ずばりそのものの金利が示されているわけではないので、ある程度推定しなければいけません。
まずは、おまとめローンで借りる額を計算します。これは簡単で、今借りている金額を合計するだけです。
この借入残高合計が、おまとめローンの借入額となります。
ちなみに、金融機関によっては、借入残高合計に加えて追加借入ができることもありますが、ここではそれを考えないことにします。
おまとめローンの借入額が把握できたら、これを元に実際の金利を推定します。
細かいところまで精確に推定するのはむずかしいのですが、金利の決まり方を理解していれば、十分に実用的な推定が可能です。
ですので、実際の金利の決まり方のポイントをご紹介しておこうと思います。これは、おまとめローンだけではなく、普通のカードローンでも同様に考えられますので、知っていて損はありません。
多くのおまとめローンでは、金利を5%~17%といったように幅をもって示しています。
それに加えて利用限度額の上限が、たとえば500万円といったように示されます。
この例で考えると、もし、おまとめローンの借入額が500万円であれば、実際の金利は下限金利の5%程度となりますし、おまとめローンの借入額が30万円であれば、実際の金利は上限金利の17%程度となります。借入額が大きいほど、金利は低くなります。
もし、おまとめローンの借入額が200万円であれば、精確に推定するのがむずかしくなりますが、12%程度と考えるのが妥当な線ではないかと思われます。注意したいのは、示される金利の印象だけで高いか低いかを判断しないことです。
金利5%~17%利用限度額上限500万円のおまとめローンAと、金利10%~18%利用限度額上限200万円のおまとめローンBでは、どちらの実際の金利が低いのか、という話です。
示される金利だけで見れば、A金利5%~17%に対してB金利10%~18%ですから、おまとめローンAの実際の金利の方が低いように感じます。
でも、おまとめローンの借入額200万円として実際に計算してみると逆であることが分かります。
おまとめローンAの場合は、先に計算したとおり、借入額200万円のときの実際の金利は12%程度です。おまとめローンBでは借入額200万円が利用限度額上限と同じなので、下限金利が採用されて、実際の金利は10%となります。借入額200万円のときは、おまとめローンBの方が、実際の金利が低いということになります。
おまとめローンを選ぶときには、安心感も重要です。判断の仕方は気抜けするほど簡単で、テレビCMなどで有名な金融機関を選べばOKです。
つまり、大手銀行か大手消費者金融のおまとめローンです。
(⇒プロミスと三井住友銀行、おまとめローンならどっち?)
たとえば中小の消費者金融でも安全なおまとめローンはありますが、安心して選べるかというと、余程の予備知識がない限り、簡単ではありません。誤って、ブラック金融を選んでしまうというリスクがあるわけです。
一本化詐欺とかおまとめローン詐欺とか呼ばれる詐欺も横行しているようです。でも、詐欺グループがテレビCMを打つことはありません。テレビCMなどで有名な金融機関を選べば、そんな詐欺にあうリスクも考えなくて済みます。
おまとめローンの上手なまとめ方とその効能について
おまとめローンの上手なまとめ方は小額ローンだけではなく、すべてのローンをまとめることを計画することにあります。
おまとめローンをそもそも利用する方の多くが月額の返済が厳しいと考えられます。
返済が厳しくなった理由としては小額ローンを多数契約してしまったとか、キャッシングの支払いで分割払いを少ない回数で選んでしまったとか、1月に数件のローンを組んでしまったなど、返済額を甘く見てしまった方が多いようです。
おまとめローンはこのような場合でも一括返済してローンをまとめてくれます。
おまとめローンの多くが長期ローンとして組まれることが多く、月の支払いを減らすことが可能です。
そのため、ローンのうち、残すローンがあると返済が厳しい状態が続く可能性が高いのです。
住宅ローンや車のローンなど高額なローン以外はすべて一括でおまとめローンで借り換えることがとても大事です。
完済したローンのうち、クレジットかどやカードローンの一部は解約する必要がない場合が多いですが、生活が安定するまでは利用しない、もしくは解約してしまうことをおすすめします。
一度、おまとめローンの利用をしてしまう方はまた借りてしまう傾向が強いと言われているので最低限のクレジットカード以外は解約してしまうことが重要です。
また、おまとめローンを利用すると住宅ローンや車のローンが通りづらくなると思われる方も多く、利用には二の足を踏む方も多いのですが、ローンの借り換えでしか無いのでおまとめローンを利用しても他のローン審査で不利になることは無いと言われています。
ただし、おまとめローンを利用する額面が多ければおまとめローンを利用するしないにかかわらず他のローンは組みづらいのは変わりありませんが、小額ローンが複数あるような場合にはローン件数が減るので、ローン残高がが減らずとも住宅ローンや車のローンを含めて他のローンが組める可能性が高くなると言われています。
【参考ページはこちら】
おまとめ・借り入れに積極的な銀行カードローンを選ぶには