３つのクレジットカードのキャッシング枠を使ってキャッシングしています。他に、銀行のカードローンと消費者金融のカードローンも使っています。全て、返済は自動引き落としになっています。今までは、月給に十分な余裕があったので残高が不足する心配もなく、あまり気にしていなかったのですが、最近転職して給与が下がったことと、結婚して生活費が増えたことで、そうもいっていられなくなりました。

引き落とし日にあわせて、銀行口座の残高をチェックしないと、不足する可能性があります。ボーナス月だけは心配ありませんが、他の月は心配でしかたありません。引き落とし日も引き落とし額もバラバラで把握しきれていないので、ちゃんと管理できるようにしようとは思うのですが、今はできていません。多数のキャッシング会社からの借入している場合、どうしたら良いのでしょうか？

多数のキャッシングはまとめた方が管理しやすく金利も下がります

多数のキャッシング会社から借入している場合、もちろん管理が大変ですし、金利も比較的高くなってしまっているはずです。返済日と返済額などを表にして管理するなどの改善策もありますが、あまり良い方法とはいえません。使っているキャッシングを整理して、ひとつにまとめるのが最も良い方法です。

キャッシングをまとめることで、管理は楽になりますし、金利も今よりは低くできます。まずは、どのキャッシングにまとめるかを決めてください。金利の低いところで、利用限度額の上限が十分に高いところを選んでください。クレジットカードのキャッシング枠は金利が高めで、利用限度額の上限も低い傾向なので、銀行のカードローンか消費者金融のカードローンになるかと思います。

ひとつに決めたら、そのカードローンの利用限度額の増額を申込んでください。このカードローンで借りて他を返すことになるので、利用限度額は今のキャッシングの合計よりも高くしなければなりません。増額の審査に通れば、このカードローンで借入れて、他を完済してしまいましょう。支払日は月1回になりますし、返済額のわかりやすくなるので、銀行口座の残高チェックもしやすくなります。

さらに、利用限度額を増額したことで金利が下がります。場合によっては、金利が半分くらいになることもあります。利用限度額または借入額が大きいほど、金利が低くなるというのは、カードローンの通例で、たいていのカードローンではあてはまることです。

さて、問題は増額の審査に通らないときです。今のキャッシングの合計が年収の３分の1を超えている場合、消費者金融のカードローンで増額しようとしても、審査には通りません。総量規制の制限を越えているからです。申込んで審査に落ちれば、そのことが信用情報として記録されてしまい、後々のキャッシングに不利になりますので、総量規制に引っかかる場合は申込まないほうが賢明です。

今のキャッシングの合計が年収の３分の1を超えている場合でも、利用できるものに、おまとめローンというのがあります。総量規制のため増額の審査に通らない場合には、このおまとめローンを利用します。おまとめローンは、多数のローンをまとめて金利を低くし、返済を楽にするのが目的のローンですが、この目的で利用される場合、総量規制の例外となることが多いのです。

おまとめローンであれば、総量規制以上の借入の審査に通る可能性が出てきます。審査に通れば、その借入で他を完済できます。金融機関によっては、他の金融機関への元本の完済を代行してくれたりもします。ただし、その後は、返済に集中すべきで、原則、追加の借入はできなくなります。