おまとめローンの審査で通りやすい人になる為に必要なのは?
3社から借り入れ中で、おまとめローンを考えていますが審査に通るかどうかが不安です。
今のところ返済に問題はありませんが、別々のところに返済するので管理が大変なうえに返済忘れが怖いため、なるべく早くにまとめてしまいたいです。
収入などのすぐに対策出来ない部分は仕方がないとして、それ以外の点で審査に通りやすくなるためのポイントやコツなどありませんか?
固定電話などをひいて「返済から逃げない」アピールを
おっしゃる通り、審査のポイントの中には対策をすぐに立てられないものもありますね。しかし、すぐに調整出来そうなポイントもあるのです。それをご紹介致します。
①固定電話
お金を貸す側が一番怖いのが貸した相手が音信不通になってお金を回収出来ない、つまり「貸し倒れ」です。当然、金融会社からしたら逃げられては困るわけです。そのため、逃げにくい状況の人が好まれます。
持ち家を持っているのもそうですが、固定電話がひかれているのもそのうちの一つです。持ち家は難しいですが、固定電話であればまだ対応が出来ますね。
②両親と同居する
両親と同居している、という状態は資産面的にプラスとみなされることがあります。また、ご両親が持ち家・固定電話を持っているならさらにプラスになります。
③一度金利が低くないところで「おまとめローン」してみる
金利が低いところであれば低いところほど当然審査が厳しくなります。そのため、一発で金利が低いところに入ろうとしても難しいわけです。
そういう時は一回金利が大して低くないところで「おまとめローン」をしてもらうと債務が一本化されるため、見た目としては「1社からだけ借り入れしている」という風に見えます。
その後、金利が低い「おまとめローン」に借り換えをするとすんなり審査が通ったりすることもあります。
いかがでしょうか。とりあえずここは何とかなる、という点からまず改善していくことでマイナスにとられる部分を減らすことが出来ます。そして他にももう一つ、気にしたいポイントがあります。
◆審査に通りやすい時期・通りにくい時期
金融会社で働いている営業マンにだってノルマというものがあります。そのノルマが厳しい場合などは一人でも多くと契約をしたいため審査が若干甘くなることもあります。とはいえ、ノルマ情報なんて公開されているわけではありませんので一般の人からは分かりません。
そこで狙い目になる時期をご紹介します。
①キャンペーン期間
「初回のみ○日間無利息キャンペーン」などのキャンペーンを打ち出している時がありますね。ああいったキャンペーンが打ち出されている時は大概営業の側に「キャンペーンノルマ」というものが別途課されています。
いつも以上に件数を取らなければいけなかったり指定の商品を売らなければいけなかったり内容は様々でしょうが営業さんたちはいつもよりも契約を取りたい場合が多いです。
そうした時期を狙うといつもよりも審査がゆるくなっている場合があります。
②年度末
お仕事ではそれぞれ年間の目標というものが立てられていますよね。金融会社だってそれは同じなんです。年度末のタイミングで年間の目標に届いていなかったら必死になって売り上げを取ってこようと動き回ります。
そのため、この時期には審査が通りやすい可能性が高いんですね。
【参考ページはこちら】
おまとめローン審査に通れない!助けて!
おまとめローンで審査で通りやすい条件について
おまとめローンという金融サービスがあります。これはローンの借り換えと言い換えることができる金融サービスであり、現在利用しているローンを一括完済して、新たにに別のローンを打ち立てるということでメリットが出る場合に採られるローンの形です。
一般に借金をする場合には目的別にローンを組むのが一般的です。車を購入する際のローンもそうですし、何らかの大きな買い物をする場合にはその都度ローンを立てるのが一般的です。
しかしその様に数多くのローンを抱えているということは借入総額もわかりにくくなりますし、金利も生涯のローンが沢山あるということで割高な設定になっているということが珍しくありません。
そのためそれらのローンを全てまとめて一本化するということには様々なメリットがあるのです。
まずはローンをまとめることで借入額の全体像が明確になり、返済計画がより具体的に立てやすくなります。
またローン総額が大きくなることで金利が引き下げられる可能性もあります。この様なメリットがあるためおまとめローンというのは契約をする価値があるローンの形であると言えます。
しかし一般的にカードローンやフリーローンの様な契約と比べておまとめローンというのは審査が厳しいと言われています。(こちらもご参考に→カードローンをおまとめしたい方におすすめ記事)
おまとめローンという名称ではありますが、あまりにもローンの数が多い場合には返済能力や信用に不信が向けられる可能性があります。
大きな借り入れを複数しており返済が滞ったことが無いというのはある意味では信用を増しますが、少額のローンを複数契約している状態が慢性的に続くのは信用を損ねることになります。
これは借入総額が同じでも同様のことが言え、同じ金額を借りるのであれば金融機関の数は少ない方が良いのです。
審査で通りやすい人と通りにくい人の違いがあるとすれば、契約しているローンの数であると言えるかもしれません。
あまりに借入先が多い場合には信用を失うことになるということを理解しておかなければなりません。