消費者金融4件目も借りたいけど大丈夫?
ずっと消費者金融を使ってきています。返済事故などは特にありませんが、定期的に使用している状態の借り入れ先が3件あります。
限度額や条件がいいところからもう少し借りたいと思って4件目の消費者金融を検討中なんですが、4件目って利用出来ますか?
これ以上の件数だと違法になるぞ、と同僚に脅されたのですが…
大手では無理。小さめの所で借りるしかないが悪徳の可能性も有
4件目以降の借り入れについてですがそもそも貸金業法の中で「○社以上は借りてはいけません」という法律はありませんので、基本的には総量規制の範囲内での借り入れであればいくらでも借り入れすることは可能ですし、違法になることはありません。
しかし、金融会社からしたら借り入れ件数が多いお客様は怖いものです。本当に返してもらえるかどうかが危うい人もいるわけですからね。
そういった時に消費者金融の中で使われているのが「三件規定」というものです。
もともとは、大手の金融会社数社が結成して作った「消費者金融連絡会」という会がキャッシング利用者を多重債務者にしないために作られた規定です。
(⇒消費者金融のおまとめローン情報はこちら)
当時は多重債務者の自殺が増加していたことから金融会社側が叩かれてしまったため、それならば多重債務者を出さないように金融会社側で制御しよう、という目的で生まれたのが始まりでした。
この規定は大手の金融会社では制定しているところが多く今までの借り入れ件数が3件以内なら借り入れを許してくれるのですが4件以降になるとその時点ではねられてしまう場合がほとんどです。
また、この規定の目安は実は金融会社によって異なり3社以内であればOK、というところもあれば1社でも他で借り入れをしている場合はNGというところもあるようですので厳密に「3社」というわけではないようです。
三件規制をひいているところは基本的にはCMなどを流しているような大手の金融会社なので4件以降借り入れをしたい、という場合は大手以外のところを選ぶなら借り入れが可能かと思います。
大手の消費者金融だと3社が限度ですが、それ以外の消費者金融では3~5社程度かと思います。
大手の消費者金融の場合は融資する人を選ぶ余裕があるのでこの規制を取り入れることが出来ていますがそれ以外の消費者金融は小さくなれば小さくなるほどくるお客さんも少なくなるため、条件を多少緩めてでも人に来てほしいと思うわけです。
そのため、三件規制をひいていなかったり、あったとしても条件が緩かったりするので4件目の借り入れであっても借り入れが出来る可能性は高くなります。
どうしても必要な場合はそういう選択肢もありますね。
◆借り入れ件数が増えるということは「借金が増える」ということ
借り入れが出来るからといって安心は禁物です。借り入れする先を増やすということは現実として借金が上乗せされる、ということです。
先ほども記述した通り、「三件規制」は「多重債務者を生み出さないための施策」なのです。返すためにまた借りる、という悪循環に入らせないための規制にもなっています。
複数の消費者金融からの借り入れになってくれば当然返済も大変になっていきます。
4件目の借り入れが本当に必要なのか、現実的に考えて返済することは出来るのか。必ずよくよく考えて利用するようにしましょう。
【参考ページはこちら】
一つの消費者金融で二つ契約することはできる?
消費者金融で4件目の借入をするのは大丈夫?
消費者金融はカードローンなど生活に密着した金融サービスを提供している金融機関としては代表的な存在です。
銀行に比べて勝るとも劣らないそのサービスは非常に便利なものが多く、かなり高額な借入を考えているのでない限りは消費者金融を活用した方が便利であるということも多いでしょう。
しかし消費者金融がいくら便利であるとは言っても、やはり法の規制を受けている金融機関です。
そのためカードローン契約を行うのに適切ではない人物であるという審査結果になれば契約ができないということは十分に想定されます。
インターネットを利用して非常に簡単かつ透明性を保ちながら申し込みができるようになっているため、ついつい頼りがちになってしまうのがこの種のサービスの怖いところなのです。
よくあるケースとして、契約している金融機関での借入額が限界にきたので他の金融機関との契約を行うという行動を起こす人がいます。
(⇒複数のカードローンを持つメリット・デメリット)
これは最初の一回は通るかも知れませんが、同じことを繰り返していると審査に通ることはなくなるでしょう。
この様な手法で4件目の契約をしてしまうことになれば、借入金の返済を行うこともままならない状態になるでしょう。
周囲から大丈夫?と心配されるように事態になってしまってからでは手遅れなのです。
そのためこの様に複数の金融機関から借り入れのある人物の場合には返済能力が乏しいという審査結果になることが珍しくありません。そのため借金で借金を返すということは現実的には難しいのです。
多数のローンを組んでしまった場合にはおまとめローンなど債務を整理してシンプルにするという手法が行われますが、定額の契約があまりにも多い場合は信用を落としてしまう結果になることが多く、結果として信用を得ることができません。
この様なケースにおいては多重債務状態を解決することが非常に難しくなってしまうでしょう。
消費は金融を規制する貸金業法はこの様な事態にならないように規制を行っています。そのため、こうなるリスクがある場合には契約できないのです。