カードローンを2枚持っているとどういうメリットがある?
2枚持っているカードローンというのは非常に楽だと私は思います。2枚持っているのはもしものときの予備ということで、それなりの枠をもらっています。しかしこういう私のことを見て友人は2枚持つのは危ないから一枚にまとめておいたほうがいいんじゃないかとよく言うのです。
私からしたら2枚のほうがメリットも大きいのでまとめる気はないのですが、そもそも2枚のカードローンにはメリット以外にも友人が言うようにデメリットも多くあるということですか?メリット・デメリット両方あるとすれば、それはどのようなものなのでしょうか?
カードローン複数枚持つことにはいい・悪い両面ある
これは友人の言うことが間違っているとも言えないですし、質問者の方の言っていることが間違っているとも言えませんね。カードローンを2枚、もしくは複数枚持つということは両方にメリット・デメリットがあるものです。いい面も悪い面もあるのですから、利用するときに悪い面がいい面をうわ待っている時に、2枚を持つ意味ができるでしょう。
(⇒複数件のカードローンを同時に審査するとどうなる?)
カードローンを2枚以上持っている時のいい面というのは一つがダメな時のサブになるということです。一つの業者が実はATMでは使えなかったとか、急に倒産してしまったとか、カードの磁気がダメになってしまったとかいろいろな理由で使えなくなることがあります。その時にサブのもう一枚を持っているとすぐに使うことが出来ます。結果、いつでもどこでも借りられないことはなくなるでしょう。
逆にデメリットがあるとすれば、2枚持っているというのはたいてい枠がどちらかに偏りが出て、一つが少ない枠になるということです。一つが50万円なのにもう一つが20万円というようになっている場合は少なくありません。これは大体1枚目に持っていたものが大きな枠になるので、同じように使いづらいと言う欠点があります。
またもうひとつ上げるなら、返済をする回数が増えるということです。一つだけを使っていたら月に1回ですが、2つ使っているとそれは月に2回の返済日がやってくることになります。2つ使うことで返済日が増えると返済するのが大変になってしまうでしょう。お金がなくなってしまってまた借りる、ということにもなりかねないデメリットはあります。
しかし結局これらのデメリットも使い方次第なのです。カードローンを2枚持っている人が全員これらのデメリットを受ける、ということではありません。デメリットをよく知り、しっかりそれを避けるように使えば、計画的に2枚をうまく利用することだって可能なのです。
【参考ページはこちら】
借り入れ2社目から消費者金融の対応は変わる?
カードローンは2枚持つことは出来る?審査に通るには?
カードローンを利用する際には必ず審査を受けなければなりません。その審査では利用者の返済能力を審査されると共に、現在の借入額や信用情報も調べられます。では、カードローンを2枚持つことは出来るのかというと、借入額や利用者の経済力によって変わります。
まず、カードローンには総量規制が適応されます。これは銀行のように口座を開設出来る金融機関には適応されませんが、消費者金融や信販会社には適応されます。これは一年間の返済額が年収の3分の1を越えてはならないという法律であり、利用者が借金を返済しきれなくなる事態を未然に防ぐ為に設けられています。年収300万円であれば、一年間の返済額が100万円を越えてはいけません。審査で既に規制値に近いことがわかった場合は通過出来ません。
年収300万円で一年間での返済額が60万円の場合は、残りの40万円は新たに借入可能です。ただし、これは法律上の金額であり、実際には20万円程度しか貸してくれません。つまり、年収300万円であっても実際に借り入れられるのは80万円程度となります。これは、総量規制値の金額を貸し付けることで、利用者の返済能力や信用性では返済してもらえる保証が無いと消費者金融が判断した為です。法律を守った上で、それぞれの消費者金融の審査基準で利用限度額を決めます。
カードローンを2枚持つ為には、この借入額が一番の問題点です。2枚持ちたいのであれば、完済間近で残高が少ないときを狙って申し込むことが大切です。また、現在利用しているカードローンで滞納を一度でもしてしまうと、審査に通る可能性が格段に下がります。消費者金融は、利用者が滞納することを懸念しています。
(⇒一度に審査できるカードローンは何社くらい?)
実際に現在進行形で滞納しているということは、これ以上借金が増えれば更に滞納をしてしまうと考えられます。利用者としては、必ず滞納せずに返済しておくことが大切です。信用情報は時には経済力よりも重要な審査基準になります。