消費者金融で借りて銀行のカードローン組めるか教えてください

消費者金融を利用して、数年経ちます。現在数十万円の借入があるのですが、借りているお金が一定線を超えると返済金額が数千円単位で上がっていきます。

今は総量規制の都合で返済だけしている状態なのですが、このままの調子で完済まで何年かかるのか?と計算したら、7年後という数字が出てきて途方に暮れてしまいました。

同じ返済をするなら、銀行のカードローンの方が金利が安い。という話を聞いたので、借り換えをしたいです。

消費者金融で借りている上に、銀行のカードローンを組む事は出来ますか?教えて下さい。

消費者金融での借入があっても銀行のカードローンは組める

まず、第一に金融機関の仕事とは、借入の申込みをしてきたお客様にお金を貸す事です。

そしてその際、「本当にこの人に貸して良いのか?」と調べるために審査をします。

つまり、審査に通るかどうか?という事が一番大切なのであって、他社での借入があっても審査に通ればお金を借りる事は可能です。

ただし、借入が出来たからと言って、必ず借り換えが出来るとは限りません。

例えば、こんなエピソードがあります。ある20代の女性の話ですが、20代前半の時に生活が苦しく、消費者金融のカードを使って毎月の生活費を補填していました。

やがて失業してしまい、少額だった借入金額は家賃を払うための借入に変化し、だんだんと借りる金額が大きくなっていきました。

そして気づいた時には、34万円ほど借入していました。

ある日借入をしようとしたら、「総量規制の都合上、これ以上の貸付は出来ません」と断られたそうです。

そして質問者様のように、借りる事はできずに返済していくだけ。という生活になってしまいました。

悩んでいた時にご主人から提案された方法が、金利の安い銀行のカードローンに借り換える。という事でした。

早速ネットの公式ページで申込み、郵便物や電話などでやりとりをした結果、見事お金が借りられる事になりました。

審査が通った彼女はドキドキしながら「貸付可能金額」の欄を見ましたが、次の瞬間には落胆しか残りませんでした。

何故なら、貸付可能金額は、たったの10万円だったからです。彼女の消費者金融での借入額は、30万円以上なのに!です。これではとても、借換えなんか出来ません。

この例を見て分かる事は、消費者金融で総量規制に達した金額を借り入れていても、審査に通りさえすれば銀行でカードローンを作る事は出来る。という事です。

しかし、何のために銀行でカードローンを組みたいのか?その点を明確にしておかないと、カードローンが組めたとしても満足のできる結果が残らないかもしれません。

【参考ページはこちら】
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消費者金融で借りて銀行のカードローン組めるか

お金を借りるとき、消費者金融で借りて銀行のカードローン組めるか疑問に思うこともありますが、法的には特に規制はされていません。

そのため、原則として消費者金融の借り入れがあっても銀行のカードローンを組むことはでき、実際に組めるかどうかは銀行側が審査によって決めます。

消費者金融では貸金業法の総量規制が適用されるため、年収の3分の1までしか借り入れができない制限がありますが、銀行は銀行法が適用され、貸金業法は関係していません。

この違いから消費者金融の借り入れ残高によって銀行の借り入れが制限されることはありません。

同時利用に制限がないことから、消費者金融の借り入れを銀行のカードローンに借り換えるような利用もできます。

これを行うと金利が低くなるため返済の負担が少なくなります。

複数の借り入れを1つにまとめることもできるので、返済が負担に感じているときは利用を検討すると良いです。

消費者金融で借りて銀行のカードローンを組めないケースには次のようなものがあります。銀行で審査を行う際に個人信用情報機関の情報を参照します。

個人信用情報機関は金融機関の業態によって3つありますが、実際には複数の機関に加入していることが多いです。

また、消費者金融と提携して審査を行うこともあります。これにより、銀行でも消費者金融の借り入れ状況を把握できると考えた方が良いです。

消費者金融の利用で返済の遅延などを起こして金融事故の情報が登録されていると銀行でもこれを把握でき、これが残っている間は審査に通りにくくなります。

消費者金融の契約数が多すぎる場合にも返済能力が十分ではないと見られます。

また、消費者金融の利用とは関係なく、銀行は審査が厳しい傾向があるため、職業や会社の規模、収入や家が持ち家か賃貸かなどと言った属性の状況によっては消費者金融では審査に通るのに銀行では落ちることもあります。

このようになっているため、消費者金融を利用していても銀行のカードローンは組めます。組めない場合は消費者金融の契約数を減らすなど、できる範囲で審査に通りやすくなるようにしなければなりません。

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