銀行系のおまとめローンは金利が安く済みますか？

恥ずかしい話ですが、家族に多重債務者がいます。

成人してすぐにクレジットカードを申込み、ある月の引き落としの時お金を用意できずに延滞。現在はそのカードはもう使えないそうです。

他にも特定の通販会社に特化して特典などが得られる、という種類のクレジットカード。

さらに銀行系のカードローン。2～3社ぐらいに借入をしているようです。当然ですが、どの会社も金利がそれぞれ違いますし、返済日も何日かに分かれています。

利息も返済日も同一になるので、思い切っておまとめローンにさせた方が良いのではないか？と思っているのですが、銀行系なら金利も安いというイメージがあります。

銀行系のカードローンは、実際のところ金利が安いのでしょうか？

金利の負担が減る事は事実。自分に合ったおまとめローンを選ぼう

おまとめローンのメリットは、ご質問にもあった通り、金利の負担が減る事。そして、返済が月一回だけになるため、返済忘れが防止できる事。などがあります。

実際、おまとめローンを強く勧めている銀行もありますし、そういった銀行が謳っている文句も、「金利の負担が減る」等といった内容が多いです。

また、保証人や来店も不要。と謳っている事もあります。

銀行でもおまとめローンを取り扱っている所は複数ありますので、金利等も見比べて自分に合ったプランのある銀行を利用するようにしましょう。

さて、質問者様は現在、おまとめローンを検討している段階。という事ですので、おまとめローンとは何か？という事について、簡単に説明したいと思います。

まず、ご家族様は複数の会社からお金を借りている。という事。

そして、その返済が大変。という事で、お悩みなんですよね。おまとめローンではよく「一本化」という言葉が使われていますが、具体的には何をすると思いますか？

実はおまとめローンでは、利用する事になった銀行。または金融機関が現在ご家族様が借入をしている金融機関、全てに立て替える形でお金を払います。
（⇒おまとめローンが利用できる会社を教えて！）

そして、立て替えてもらったお金を、今後は契約した銀行または金融機関に毎月返済していく。という仕組みです。

つまりおまとめローンとは、借り換えの手段の一つなのです。

今の返済が金利等の都合上きつい。という事なら、消費者金融よりも金利の安い銀行系で契約するのがお勧めです。

しかし、返済自体不可能になってしまった。といった場合は債務整理を考えた方が良いかもしれませんね。

複数の金融機関からの借り入れを一本化することのできるおまとめローン。多重債務の悲劇から免れるための大きな武器となる、人気のカードローン商品です。

現在各金融機関では、おまとめローンとして販売されているもののほか、使途が自由なフリーローンとして実質的におまとめローンとしての利用を認めている商品まで、幅広く取り扱われています。

おまとめローンの特徴は高額の限度額が設定されていることです。

多額の資金の融資を受ければ小口の借り入れを完済して借金をひとまとめにすることができるうえ、金利も低くなりますので利息の総支払額も減少させることができるのです。

また完済して契約を解約すれば与信力が増しますので、既存の金融機関との限度額の増額交渉や金利の引き下げ交渉にも、良い影響を与えることができます。

このように魅力満載のおまとめローンですが、さらにお得に利用するのであれば、申し込みをおこなう金融機関の選択が重要になります。（こちらもご参考に→おまとめローン探しならここをご参考に）

ご存知のとおり、カードローンを取り扱っている金融機関は、おもに消費者金融と銀行の2種類です。★どちらにもメリット、デメリットがありますが、まずは銀行から検討するのが王道といえます。

銀行は基本的に金利が低く、借り入れ限度額が高いのが特徴です。借り入れる側にとってはとても有難い設定となっています。

ただし審査基準が厳しいため、与信に自信のない人は初めから敬遠しがちになってしまいます。

しかしここであえて、おまとめローン銀行系からまず申し込むべきというのには理由があります。

銀行にもさまざまな特徴があり、なかには個人向け融資に力を入れているところも存在しているのです。

最近は銀行といってもネット専業銀行から流通系の銀行までいろいろなタイプが乱立しています。それだけ顧客争いも激しいため、各社ともサービス向上にしのぎを削っているのです。

また借り入れについて銀行ではなく消費者金融が保証機関となっているところでは、審査基準も消費者金融のものが適用されるので、銀行が審査するよりも比較的緩やかな基準で審査されることになり、おまとめローンを利用できる可能性も広がります。