複数のカードローンを持つメリット＆デメリット

キャッシングに関して経験のある方から知恵をいただきたいと思っています。

というのも、現在、消費者金融からカードローンを借りているのですが、このままだと1枚のカードだけではとても足りなさそうなのです。

まだ審査には申し込んでいませんが、少なくともあと1枚、可能であれば2枚、カードを作ろうと思っています。

ただ、ニュースなどでよく多重債務という言葉や、多重債務でのストレスを処理しきれずに自殺したりする人の話もききます。

それで、前もって複数のカードローンを持つメリットとデメリットについてよく理解しておきたいと思っています。どなたか教えていただけませんでしょうか？

メリットはほとんどなし、デメリットはたくさん

何か一つの決定をするにあたって物事のメリットとデメリットを考慮に入れることは大変重要なことです。

そういう意味ではあなたの提起した質問の観点はとても素晴らしいと思います。

ただ、それにお答えするとなると、複数のカードローンを借りることのメリットというのはなかなか見つけ出すことができません。

あえて言うなら、複数枚のカードがあれば、お金がたくさん借りられる、ということでしょうか？

例えば、あるカードで利用限度額に達したとしても、もう1枚のカードを使ってお金を借りることが出来るため、安心といえるのかもしれません。

ただ、カードローンでいくらお金を借りたところで、自分のお金ではありません。

いつかは必ず返さなければならないお金なのですから、それをたくさん手元に蓄えたところで、デメリットと言っていいのかという気もします。

それに対して、デメリットはたくさん見つかります。まず、債権が複数になると、お金の管理がしづらくなる、ということです。

お金の管理がしずらくなる、ということはいま一体、どのくらい借りているのか、利息の合計がどのくらいなのかが把握しづらくなる、ということです。

現状をきちんと把握できていなければ、返済の計画など立てられるはずもありません。

さらに、債権が複数あると、当然返済日も毎月一日だけではありません。複数日の返済日があることをどうか想像してみてください。

一日だけの返済だって大変なのに、それが月のうちに何日もある状況を考えると、恐怖なのではないでしょうか？

いつだって、返済のことを考えていなければならない状況になってしまいます。

ですから、こうしたデメリットを考慮し、できれば複数のカードローンから借りるのは避けることをおススメいたします。

お金というものはわたしたち消費者の生活にとって、なくてはならない大切な存在です。

お金が大切だなんて汚らしい、という意見もあるかと思いますが、事実としてわたしたちの社会はお金を軸にすべてが展開しているのであって、お金なくしては社会の安定化もあり得ないでしょう。

日々の仕事と利益を生み出すのもお金であり、休息と娯楽を生み出すのもまたお金なのです。

こうした金融社会を影で支えるのが、銀行や消費者金融の様な金融業です。

こうした金融業は、わたしたちのお金のトラブルを解決したり、適切なローンプランを提案することによって生活を支えてくれます。

借金というとよいイメージはわかないかもしれませんが、実際生活の中で急に大金が必要になる場合もあります。

また、あたらしい事業を起こす際には借金による援助は欠かせません。また、高価な物を購入する際のローンも日常の生活で利用する可能性の高い金融商品でしょう。

こうしたカードローンは場合によってはいくつも重複して利用する場合もあり、そうした場合には複数のローンの期限の管理などを同時に行わなければなりません。

複数のカードローンを持つことを必要とする場面は確かに存在するのですが、それは日常のスケジュール管理と同時並行でローンの管理も行わなければならないので非常に大きなデメリットがあるといえます。

しかし、金融業ではこうした複数のカードローンを持つことのデメリットを解消する金融商品が取り扱われています。

それはいわゆる「おまとめローン」というもので、複数のカードローンを一つのローンへと一元化して管理するというものです。

このおまとめローンを利用することによって管理が容易になりますし、それに加えて複数のローンで管理した時よりも場合によっては利息が減少する場合があります。

このようにローンなどの金融商品には抜け道や裏などがいくつもあるので、それらをうまく利用して賢く生活しましょう。