複数のキャッシングをしてしまった場合の対処策

今となっては非常に後悔していますが、かつてはパチンコ依存症でした。かなり前はパチプロとして生計を立てていたくらいだったのです。

パチプロというと、楽してお金を稼ぐ人たち、と誤解されていますが、実はそうでもなく、それぞれのお店の機械を研究したり、意外に神経を使う「仕事」です。

もちろん、こんな仕事が一般的に褒められるわけでもないことはよく分かっています。

その後、結婚したこともあって、パチプロからは足を洗ったのですが、人間の精神的な傾向ってなかなか変えられず、まっとうな仕事につこうと思っても、ついついパチンコに足が向いてしまう、あの玉が出る感覚、快感が残ってて、またパチンコで稼げるかもしれないと思って、妻には仕事に出かけると嘘をつき、毎日パチンコ店で時間を過ごす日々を送っていました。

しかし、だんだんと負けが込み始め、気がついたら、カードローンから借金をしながらも、一攫千金を夢見てパチンコをし続ける自分に気が付きました。

いまでは、妻にも自分を変えたいという決意を話し、借金を完全に捨て去る決意でいます。

そのためにすでに借りてしまった複数のキャッシングを返済するための対処策を知りたいと思っています。ご教授お願いいたします。

額にもよるがおまとめローンがおススメ

質問者様の決意は立派だと思います。ただ、ギャンブル好きは一つの病気のようなものですから、完全に克服するのはなかなか容易なことではありません。頑張ってください。

さて、複数の借金を完済することを考える場合に、方法は大きく分けて2つあります。一つは法的債務整理と呼ばれる方法です。

これには弁護士や裁判官の介入が必要ですが、債務が減額されることになります。最終的な手段としては自己破産という方法があり、この場合は債務の支払いそのものが免除されます。

現在の借金額が大きすぎて、返済がどう考えても困難な場合はこちらの方法が現実的かもしれません。

返済額がさほど大きくなく、あるいはやはり完済したいという願いをもっておられる場合はおまとめローンがおススメです。(こちらもご参考に→おまとめローンの審査に通りやすい人になるためには?

銀行が実施している場合が多いのですが、質問者が現在抱えておられる借金を一つにまとめて、そのまとめた先に今後は返済を続けるわけです。

債務額が減ることはありませんし、また利息や手数料などを含めると最終的なコストは膨らんでしまいますが、それでも毎月の返済額が減りますので、完済への希望をもっていけると思います。

具体的な状況がわかりませんから、こちらではなんとも言えませんが、具体的な状況をよく検討し、賢い決定が下せることを祈っております。

【参考ページはこちら】
複数のカードローンを持つメリット・デメリット

複数のキャッシングの特徴とおまとめローンについて

キャッシングはお金を借りることを意味しています。

カードローンは、利用限度額の範囲の中で繰り返しお金を融資して貰い、キャッシングが出来るローン商品で、銀行や消費者金融などで利用する事が出来るようになっています。

複数のキャッシングを利用する事も出来るのですが、消費者金融の場合は総量規制が適用されますので、年収の3分の1以内での複数のキャッシング利用と言う事になります。

因みに、年収が300万円の人の年収の3分の1は100万円になります。

年収の3分の1以内で、10社の消費者金融に申込みをした場合はそれぞれ10万円以内でのキャッシングであれば利用出来ると言う事でもあるわけです。

但し、返済箇所が複数ある事で、返済期日などがそれぞれ異なりますので、返済を遅延させてしまう可能性も有りますので、複数のキャッシングはなるべく控えることが大切なのです。

また、消費者金融で年収の3分の1近いキャッシングを利用している場合は、消費者金融では申し込みをしても審査に通る事は有りません。

ですが、銀行は総量規制の対象であり、消費者金融で年収の3分の1に近いキャッシングを利用していても、審査に通る事で銀行のキャッシングの利用も出来るのです。

これは逆の場合も同じことが言えるのですが、銀行には総量規制が適用されませんので、年収の3分の1を超える融資を受けることが出来ます。

仮に、銀行で年収の3分の1を超える融資を受けていても、消費者金融でのキャッシングの利用は可能になると言う事なのです。

但し、年収の3分の1を超える借入をした場合、それの返済が可能であるかどうかと言う事は別の話であり、キャッシングを利用する場合は、まずいくらであれば月々無理なく返済が出来るのかなど、余裕を考えた上で利用する事が大切なのです。

複数のキャッシングを利用する場合などでは、それぞれの金利も異なりますので、おまとめローンなどを利用してローンを一本化させることで月々の返済額を減らせるなどのメリットが活かされて来るのです。

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