2つの会社から借り入れしています。一応返済はできていますが返済がそれぞれ違うのでちょっと面倒です。

テレビのCMなどでたまに「おまとめローン」で返済日を1つにまとめて借金を一本化というような表現がありましたが、実際「おまとめローン」ってどういうものなんでしょうか？メリットがあるようなら利用してみたいのですが…

複数の借入金を一本にまとめて管理しやすくする方法です

消費者金融や申し込みをした状態などによって返済の方法に違いが出てきます。返済先はもちろん、返済日や金利も変わってきます。

そうなってきた時に一番大変なのが「借り入れ状態の管理」です。

今日はいつどこにいくら返済して、来週にはどこにいくら返して…とやっていると徐々に管理がしきれなくなってきてしまいがちです。

そこで、数社の消費者金融からの借り入れを１社にまとめる「おまとめローン」というのがとても役に立つことになるのです。

それでは、「おまとめローン」にどれほどのメリットがあるかを見てみましょう。

①金利が下がる可能性がある

消費者金融の中には「逆比例型金利」で金利を定めているところが多くあります。「逆比例型金利」とは、簡単に言うと借入金額が多ければ多いほど金利が低くなるという形式の金利制定法です。

この場合、数社から借り入れている状態より、総額を1社から借り入れしている方が金利を低く抑えることが出来ます。

②借り入れ状態の管理がしやすくなる

これは先ほども挙げた点ですが、返済方法・返済先・返済日が複数あるよりも全て一つにまとまっている方が確実に管理がしやすくなります。

現在の自分の状態も理解しやすいので借入総額やいくらまで返済が終わっているかが分かりやすくなるという利点もあります。

③完済を目指しやすくなる

先ほど述べたとおり、借入残高が分かりやすいため返済計画を立てるのが複数社から借りていた時よりも簡単になり返済の目処をつけやすくなります。

◆「おまとめローン」を利用する前に確認しておくべきポイントは？

ここまで読んで頂くと複数社から借り入れしているなら一刻も早く「おまとめローン」を！と思いたくなりますが早合点は危険です。

「おまとめローン」と言っても要はキャッシングです。利用する前に注意すべきポイントを押さえておきましょう！

①「銀行のおまとめローンがいい」とは限らない

全体の金利が低いので「お得」と思われがちの銀行ですが消費者金融がよくない、というわけでもありません。特徴が違う、と考えた方がいいでしょう。

大雑把にいうと銀行の特徴は「手続きは消費者金融と比べると遅いが金利は低め」、消費者金融の特徴は「手続きは早いが会社や条件によっては金利が高い場合がある」。

そのため、借入総額が多く、金利を低めに抑えたいのであれば銀行が有利でしょうし総額は少ないけど早く返済を終わらせたいというのであれば消費者金融の方が有利かもしれません。

②「おまとめローン」のタイプ

ざっくり分けるとフリーローンのような形式のものと極度型というものがあり限度額内でいつでも追加借り入れなどが可能か、不可能かの差があります。

返済に集中しておきたいならフリーローンなどがオススメです。おまとめ後も返済を行う予定であれば極度型がよいでしょう。

③審査に通るかどうか

前述のとおり、「おまとめローン」もキャッシングですので当然審査があります。

審査にきちんと通るような状態かどうかを考えておきましょう。やたらめったらに申し込んでしまうと「申込みブラック」という要注意人物扱いされてしまうので気をつけましょう。

【参考ページはこちら】
消費者金融は一ヶ月に何社まで申込める？